工藤伸治のセキュリティ事件簿 第12回「罠」 | ScanNetSecurity
2024.02.23(金)

工藤伸治のセキュリティ事件簿 第12回「罠」

>>第一回から読む

特集 フィクション
>>第一回から読む

一時間後、システム部の連中が戻ってくる頃には、ほとんどの作業は終わっていた。オレは葛城にその旨を伝えると、打合せのために会議室に入った。

「この一時間でいろいろわかったぜ。結論から言うと外部侵入の可能性は低い。それと、ネット盗聴用のツールを立ち上げていたヤツが五人いた」

「ネット盗聴用のツール?」

「あんたたち、メールを暗号化しないで送受信してるだろ。だめだよ。簡単に盗聴されちゃうよ。ネットワークスニファって知らないの?」

ネットワークを流れるデータを盗聴することは驚くほど簡単だ。ネットワークスニファと呼ばれるソフトを使えばいい。メールはもちろん、他の人間が見ているホームページまで盗聴することができるのである。

《一田 和樹》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×