[BHJ2007特約記事] 海外のセキュリティ専門家に聞く先端動向(6) David LaPorte 氏
10月23日から26日に開催される、国際セキュリティカンファレンス「Black Hat Japan 2007 Training & Briefings」には、世界中から選りすぐられた、セキュリティの先端研究者や専門家が日本に結集する。SCAN編集部では、同カンファレンスの協力を得て、来日予定の講師や
特集
10月23日から26日に開催される、国際セキュリティカンファレンス「Black Hat Japan 2007 Training & Briefings」には、世界中から選りすぐられた、セキュリティの先端研究者や専門家が日本に結集する。SCAN編集部では、同カンファレンスの協力を得て、来日予定の講師やスピーカー達に横断インタビューを行った。今回は「DHCPによるパッシブなOSフィンガープリンティング」について発表する David LaPorte氏 である。
●ハーバード大学のセキュリティ管理 David LaPorte 氏は、ハーバード大学のネットワークとサーバーシステムの現役のネットワークセキュリティマネージャである。彼は、ネットワークアドミニストレーションコントロール(NAC)のソリューションを提供するオープンソース「PacketFence」の共同開発者の一人である。「PacketFence」は、ネットワークポリシーを実装する一つの方法として、DHCPベースのフィンガープリンティングを使用する。
■質問1:あなたの専門・研究領域はなんですか? 私は、ネットワークセキュリティを専門としているが、特にネットワークアドミニストレーションコントロール(NAC)について興味を持っています。 共同講演者の Eric Kollman氏は、Microsoft OSに関するエキスパートであり、過去にパッチマネジメントやセキュリティに関連するソフトウェアの開発者としての経験を持っています。
●フィンガープリンティングツール「Satori」の開発者と共同講演 David LaPorte 氏の共同講演者である Eric Kollman 氏は、WindowsベースのパッシブOSフィンガープリンティングツール「Satori」の開発者であり、DHCPベースのフィンガープリンティングを詳細に解説するホワイトペーパー「Chatter on the Wire: A look at DHCP traffic」の著者である。
□ Black Hat Japan 2007 Training & Briefings 開催概要 開催地:東京 新宿 京王プラザホテル 年月日:トレーニング 2007年10月23日(火)〜24日(水) ブリーフィングス 2007年10月25日(木)〜26日(金) 受講料:ブリーフィングス 当日92,400円(税込)トレーニング 各コースによって異なるためWebを参照
《ScanNetSecurity》