1月3日、『Washington Post』のSecurity Fixでブライアン・クレブズが今年初めてのフィッシング詐欺として、偽のAmazon.comのログインページを使ったケースについて報告している。クレブズはこのサイトについては、ボランティアベースのウェブセキュリティとプライバシーに関するウェブサイトCastlecops.comのポール・ローダンスキーから情報を得たという。フィッシングのための最初の“餌”は、ユーザーに対して、権限なしのアクティビティ、つまり何者かが不正に使用しようとしていたと警告するe-mailだ。受信したユーザーが慌ててAmazon.comにログインすると偽のサイトにアクセスする。サイトはAmazon.comのログインページそっくりで、ロゴはもちろん、本物と同様に“FindGifts”のタグまで使用している。さらに注目すべきことは、入力したe-mail アドレス、パスワードが記録と一致しない場合は、正しいサインインのためにアドレスとパスワードの再入力を求めるというのだ。これは、偽のサイトが本物のアマゾンのサイトの間で機能しているためで、入力したユーザー名やパスワードなどの情報は、本物のサイトに送られている。ユーザー名、パスワードなどが異なると、その旨のメッセージをアマゾンから犯人側は受け取る。そしてそのメッセージはさらに、ユーザーに送られ、コンピュータに表示される。この方法では…【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──この記事には続きがあります。全文はScan Security Management本誌をご覧ください。◎有料版Scan申込> http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m02_ssm