日本電信電話株式会社(NTT)、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社の3社は、楕円曲線暗号(ECDSA署名)の安全かつ高速な実装技術「CRESERC(クレサーク)」を共同開発したと発表した。発表によれば、他社製品と同等の "処理速度" を確保しつつ、世界最高レベルの "安全性" を実現する実装技術の開発に成功したとのこと。暗号技術で定評のある代表的な複数の企業が、ハイレベルの技術を持ち寄って共同で実装技術を開発した例としては、世界でも初めて。今後は、電子政府やユビキタス関連システムなど情報セキュリティ技術が必要となるさまざまな応用分野に導入されることが期待される。http://www.ntt.co.jp/news/news03/0307/030728.html