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2018.01.23(火)

【無料ツールで作るセキュアな環境(62)】〜 その他のSSHツール 〜(執筆:office)

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 OpenSSH、TTSSH、PuTTY、MacSSH、Nifty TelnetなどSSHに関するツール類について【無料ツールで作るセキュアな環境(41)】から紹介してきた。この他にも多くの無料で使用可能なSSHツールがあるが、その中で紙面の都合などで、取り上げきれなかったツール類をここでまとめて紹介する。

 まず、手軽なWindows用SSHクライアントとして、Gordon Chaffee氏がcvsをリモートから安全に利用するために開発したという、「SSH and SCP for Windows 95 and NT」[1]を挙げることができるだろう。ポート転送も可能なようだ。ただしポート転送時に、転送元サーバに外部から接続できてしまうという問題があるようなので、使用にあたっては別にファイアウォールなどで外部からの接続を防がなければならないようだ。

 また、Timothy Chen氏と Doug Mak氏が開発したWin95/NT用SSHクライアント、FiSSH [2]がMITから配布されている。あるいは、Cedomir Igaly氏も独自のSSHポートを配布している。[3]Gordon Chaffee氏のものと、Gordon Chaffee氏とMITのものにはソースがついているようだが、Gordon Chaffee氏はソースを配布していない。しかし、16bit版があるのは、逆に今では貴重と言えるだろう。

 残念ながらこれらのWindows用クライアントは現在メンテナンスされていないようである。

 Macに使用可能なSSHクライアントとしては紹介しておかなければならないのはAppGateが配布しているMindTerm [4]である。100% pure Javaで書かれているので、Java環境を整えれば、Macだけでなく、あらゆるバージョンのWindows、Linux、Solaris、HP-UXでも使用可能である。Macの場合はMRJを導入すればMacOS 7以上で動作するとのことである。
 
 ライセンスは個人の、非商用、非営利、非政府的使用の場合み無料で使用を許可しており、ダウンロードには、登録が必要である。機能的には、SSH1とSSH2の両プロトコル、またポート転送、SCPもサポートしており、充実している。しかし、日本語は通らないようである。

 MindTermだけでなく、前回紹介したNifty Telnetも日本語が通らないため、Mac用SSHクライアントでのSSH1/日本語という環境は少々厳しい。そのような場合にとりうる手段として、SSHの中をさらに日本語が通るTelnetを通すという通信手段があるようだ[5]。


office
office@ukky.net
http://www.office.ac/

[1] http://bmrc.berkeley.edu/people/chaffee/winntutil.html
[2] http://pgpdist.mit.edu/FiSSH/index.html
[3] http://www.geocities.com/SiliconValley/Bay/1692/ssh-index.html
[4] http://www.appgate.com/ag.asp?template=products&level1=product_mindterm[5] http://www.pluto.dti.ne.jp/~ishit/mac/ssh/


(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml


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