もはや説明するまでもないが、インターネットはここ数年で急成長をしてきた。それに伴い現在ではインターネットにかつてないほど重要な情報が流れているし、電子商取引やイントラネットとの接続でハッキングに対するリスクも高くなって来ている。日本では海外ほど派手なハッキング事件はあまり報道されていなかったが、今年になり中央省庁などのサイトが大がかりと思われるハッカー集団に改ざんされる事件が連続して発生し今後のインターネット・ビジネスに大きな不安を残した。またJPCERTやIPAに報告される不正アクセスの件数も上昇の一途を辿っている。今回は不正アクセスの対策の一つとして小社が提供する「インターネット・セキュリティ・サービス」について説明する。■サービスの開始 当サービスは1998年4月30日に日本で発表されたサービスである。当時は今ほどではないが、インターネットでのビジネスがようやく本格化しだした頃であり、e-businessと言う言葉をIBMが世界的なキャンペーンのために初めて使いだした頃である。当サービスの日本での実績はすでに2年以上ある。■インターネット・セキュリティ・サービスの特徴「インターネット・セキュリティ・サービス」というのは一言で言ってしまえばインターネット上にあるサーバーのセキュリティレベルを向上させるご支援を提供するサービスであり、当サービスは3種類の形で提供される。◇診断サービス(ワンタイム) このサービスは1回のサービスでお客様のインターネットにあるサーバーに侵入テストを行い、セキュリティレベルを検査する。また結果と対応策を報告書にまとめ報告会にてお客様にご報告する。日本アイ・ビー・エム株式会社關根 繁樹http://www.ibm.com/jp/as/security.html(詳しくはScan本誌をご覧下さい)