JPCERT/CC 創立 30周年、初代代表理事 山口英が掲げた「機動性・独立性・中立性」の原則を今も継承 | ScanNetSecurity
2026.11.09(月)

JPCERT/CC 創立 30周年、初代代表理事 山口英が掲げた「機動性・独立性・中立性」の原則を今も継承

 一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は 10 月 1 日、同日をもって創立 30 周年を迎えたことを発表し、代表理事の菊池浩明のメッセージを公開した。

製品・サービス・業界動向

 一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月1日、同日をもって創立 30 周年を迎えたことを発表し、代表理事の菊池浩明のメッセージを公開した。

 メッセージでは、この 10 年でサイバー攻撃の影響が社会インフラや経済、国家安全保障にまで及ぶようになり、欧州のサイバーレジリエンス法の成立や、NISC から国家サイバー統括室(NCO)への改組など、制度面の変化も進んだと振り返っている。JPCERT/CC 自身も、カンファレンス「JSAC」の開始、Emotet 感染確認ツールの提供、FIRST 年次会合のローカルホストなどを通じて活動を広げてきたという。

 一方、変わらないものとして、1996 年 10 月の発足以来、組織や国境を越えて築いてきた「信頼」を挙げている。政府や企業を含む特定の組織から独立した立場を保ち、信頼できる調整機関であり続けるという原則は、初代代表理事の山口英(やまぐち すぐる)が「機動性・独立性・中立性」の三つの言葉で表したもので、30 年を経た現在も受け継がれているという。この役割は、技術や制度がどれほど変化しても変わらないとしている。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×