BIND 9 にサービス拒否の脆弱性、DNSサーバ管理者にアップグレードを呼びかけ | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

BIND 9 にサービス拒否の脆弱性、DNSサーバ管理者にアップグレードを呼びかけ

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は5月23日、BIND 9の脆弱性対策について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は5月23日、BIND 9の脆弱性対策について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

BIND 9.20.0から9.20.8まで
BIND 9.21.0から9.21.7まで

 ISC(Internet Systems Consortium)では、BIND 9におけるサービス拒否の脆弱性(CVE-2025-40775)が確認されたと公表しており、悪用された場合は遠隔の第三者によって、当該製品が異常終了する可能性がある。

 脆弱性を悪用した攻撃はまだ確認されていないが、今後攻撃が発生する可能性があるため、IPAでは、DNSサーバ管理者にアップグレードを実施するよう呼びかけている。製品開発者は、本脆弱性を修正した下記のパッチバージョンをリリースしている。

BIND 9.20.9
BIND 9.21.8

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×