株式会社クレイズは2月17日、同社が運営する「一撃オフィシャルショップ」への不正アクセスによる個人情報の漏えいについて発表した。同社では2024年7月30日に第一報を公表していた。
これは2024年7月26日に、一部のクレジットカード会社から「一撃オフィシャルショップ」を利用した顧客のカード情報漏えい懸念について連絡があり、同日中にカード決済を停止し第三者調査機関による調査を開始したところ、当該サイトのシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスでペイメントアプリケーションの改ざんが行われたことが原因で、購入者のカード情報が漏えいし、一部顧客のカード情報が不正利用された可能性があることを2024年10月30日に完了した超結果で確認したというもの。
漏えいした可能性があるのは、2021年4月13日から2024年7月26日の期間中に「一撃オフィシャルショップ」でクレジットカード決済を利用した顧客7,455 名のカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)と、同期間に会員登録を行った顧客8,257名の個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、オーダーID、配送先情報)
同社では対象の顧客に別途、メールまたは書状で個別に連絡を行う。
同社では既に、カード会社と連携し漏えいした可能性のあるカードの取引のモニタリングを継続して実施しているが、顧客に対しても、カード利用明細に身に覚えのない項目があった場合はカード会社に問い合わせるよう呼びかけている。
同社では2024年7月30日に監督官庁である個人情報保護委員会に報告を、2024年8月2日に所轄警察署に被害申告を行っている。
同社では調査結果を踏まえて、システムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い、再発防止を図るとのこと。