千葉県流山市は8月15日、フィッシングメールへの注意喚起を発表した。
同市は事例として、下記2件を紹介している。
・事例1
有名なインターネットショッピングサイトから「重要」と書かれたメールが届き、誰かが私のアカウントで買い物をしようとしており、「セキュリティポリシーに従ってアカウントを停止した。至急ログインして確認するように」という内容だった。どうしたら良いか。
・事例2
SMSに携帯電話会社から「重要なお知らせ」が届き、サービスが停止される場合があるので、必ず確認するようにという内容とその会社のURLの記載があった。応じるべきか。
同市は、事例1、2の場合は届いたメール内のURLにログインしたり、メール文通りに応じてはいけないとし、正規の電話番号を確認してから電話で問い合わせるか、公式ホームページからマイページにログインして状況の確認をするようアドバイスしている。
また、届いたメール内のURLにアクセスした場合は、同じIDやパスワードなどを使っているサービスがあれば変更するよう促している。
同市では、実在する会社を装ってメールやSMSを送りつけ名前、ID、パスワード、暗証番号、クレジットカード番号を入力させて情報を盗むフィッシング詐欺が流行っているため、IDやパスワードの使いまわしを避けるよう呼びかけている。