独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月16日、Drupal における特定の構造を持つ入力に対する不適切な取り扱いの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ブロードバンドセキュリティの志賀拓馬氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Drupal
※10 系、9 系の最新バージョン 9.5.x では本脆弱性は再現しない
Drupal.org が提供する Drupal には、特定の構造を持つ入力に対する不適切な取り扱いの脆弱性が存在し、第三者によって、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版(バージョン 10系)にアップデートするよう呼びかけている。なお、Drupal バージョン 9 系のサポートは2023年11月に終了している。