独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月24日、申請人プログラムにおける XML 外部実体参照 (XXE) に関する脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。日本電気株式会社の外山拓氏、榊龍太郎氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
申請人プログラム Ver.7.06 およびそれ以前のバージョン
法務省が提供する申請人プログラムには、XML 外部実体参照 (XXE) に関する脆弱性が存在し、細工された XML ファイルを当該製品に読み込ませることにより、システム内の任意のファイルを読み取られる可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。