独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月24日、エレコム製法人向けアクセスポイント管理ツール WAB-MAT によって登録される Windows サービスの実行ファイルパスが引用符で囲まれていない脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。キヤノンITソリューションズ株式会社の長谷川智久氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
法人向けアクセスポイント管理ツール WAB-MAT Ver.5.0.0.8 およびそれ以前のバージョン
エレコム株式会社が提供する法人向けアクセスポイント管理ツール WAB-MAT に登録される Windows サービスでは、登録される実行ファイルのパスが引用符で囲まれておらず、特定のパスに置かれた実行ファイルが当該 Windows サービスの権限で実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。