ランサムウェア感染を隠蔽したソフトウェア企業の末路 | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

ランサムウェア感染を隠蔽したソフトウェア企業の末路

 2020 年 5 月、Blackbaud はランサムウェアに感染し、黙って犯人に支払いを済ませたが、同年 7 月までセキュリティ侵害について顧客に知らせなかった。

国際
(イメージ画像)

 クラウドソフトウェア販売会社である Blackbaud は、2020 年に発生したランサムウェア感染事件で顧客 13,000 人の 100 万件以上のファイルが盗まれたことについて、事実を誤認させるような説明を行なったとして、300 万ドルの支払いに同意した。

 米国の金融監視機関である SEC によると、Blackbaud は規制当局の調査結果を認めも否認もしていないが、300 万ドルを支払い、これ以上の違反行為を停止するとのことだ。

 「Blackbaud は、SEC とこの問題を解決できたことをうれしく思っており、弊社が継続的に報告および開示方針を改善していくうえで、SEC からの協力と建設的なフィードバックに感謝しています」と、The Register のインタビューにて、同社の最高財務責任者であるトニー・ブーアは語った。


《The Register》

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