日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ(JANOG)は12月8日、山梨県富士吉田市で「JANOG51 Meeting」を2023年1月25日から27日に開催すると発表した。
2日目となる1月26日(水)16:15から17:15に行われる「最新フィッシング動向とDMARC運用のポイント」では、なりすましメール対策としてDMARCの活用を呼びかけているフィッシング対策協議会(JPCERT/CC)の平塚伸世氏、DMARCの運用実績が豊富なメールセキュリティ専業企業の株式会社TwoFiveの加瀬正樹氏、DMARC導入し、すでにBIMIも運用中の楽天グループ株式会社の高田加菜江氏が登壇し、フィッシング対策として活用される送信ドメイン認証DMARCについて、ポリシー変更の見極めポイントとともにDMARC p=none から変更する必要性を、2022年のフィッシング事例を中心に解説する。DMARC導入の基本というよりは、運用・活用の実践的な知見が共有される。
その他、Gmail や Apple iCloud メールで正規メールにロゴを表示できる BIMIについて運用のポイントや、なりすましメール対策だけではなくブランディング的な価値と効果についても解説する。
本会議終了後のアーカイブ配信も予定している。