東邦大学医療センター大森病院と株式会社エムシーは5月1日、診断用機器の紛失に伴う個人情報流出の可能性について発表した。
これは同院が業務を委託している医療機器取扱業者にて、当該業者が管理する診断用機器(ペースメーカープログラマ)を紛失したというもの。当該機器には患者の個人情報が保存されており、機器の操作方法を知る第三者によって不正に閲覧される可能性が否定できない状況という。
対象となるのは、東邦大学医療センター大森病院でペースメーカー植込み手術を受け、他の病院でペースメーカー外来を受診している患者の一部で、紛失した医療機器に含まれていた可能性があるのは氏名、診察券番号、生年月日、外来時におけるペースメーカー設定及び測定データ、ペースメーカーが必要となった病名を含む個人情報。
同院では、対象となる患者について、紛失した機器のデータ保存期間を踏まえ、一定期間の外来受診者を対象に特定を進めており、特定の結果、該当する患者には順次、個別に案内を行う。
同院では取引業者に対し、紛失に至った経緯、管理状況、回収の可否等について詳細な報告を求め、事実関係と原因の特定を進めている。
同院では全ての取引業者に対し、個人情報保護の重要性を改めて周知するとともに、個人情報保護に関する教育・研修の徹底、診断用機器の管理ルールと運用状況の確認、必要に応じた契約内容や管理方法の見直しを実施し、管理監督体制の強化を図るとのこと。




