独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月25日、Apache log4netにおけるXML外部実体参照(XXE)の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。Apache log4net(2.0.10 より前のバージョン)を組み込んだ.NET FrameworkベースのWindowsアプリケーションおよびWebアプリケーション Microsoft .NET Framework向けのオープンソースライブラリApache log4netには、XML外部実体参照(XXE)の脆弱性が存在し、影響を受けるバージョンのlog4netを組み込んで開発された.NET FrameworkベースのWindowsアプリケーションやWebアプリケーションは、本脆弱性の影響を受ける。 想定される影響としては、log4netが組み込まれたアプリケーションに細工されたlog4net用の設定ファイルが読み込まれることによって、機微なデータが窃取される、DoS状態にされる、アプリケーションがインストールされているPCやサーバから別のサーバーを攻撃される可能性がある。 JVNでは、log4netが組み込まれた製品を使用するユーザーに対し、Apache log4netの設定ファイルは信頼されたもののみを使用することで本脆弱性の影響を軽減できるとし、log4netライブラリを使用する開発者に対し本脆弱性に対応したバージョンのライブラリを使用し、最新版にアップデートするよう呼びかけている。