株式会社三菱総合研究所は8月31日、医療機関向けクラウドサービス対応セキュリティリファレンスのIBM Cloud対応版を公開した。 同社では2015年から、各社が提供するクラウドサービスについて、官公庁が発行する医療機関向けの情報セキュリティガイドラインへの準拠状況をそれぞれ確認・整理し「医療機関向けクラウドサービス対応セキュリティリファレンス」として公開してきた。 同社が今回、公開したIBM Cloud対応版では、日本アイ・ビー・エム株式会社が提供するクラウドサービス「IBM Cloud」について、仮想マシン(IaaS、PaaS)を利用した医療情報システム構築を想定し調査を行っている。 本セキュリティリファレンスを活用することで、当該ガイドラインへの適合性確認を容易に進めることが可能となる。