同レポートによると、同四半期に報告のあったWeb サイト改ざんの件数は251件で、前四半期の282件から11%減少しているが、改ざんされた Web サイトから詐欺サイトや不審な商品販売サイトなどに誘導される報告が複数寄せられている。改ざんされた Web サイトには不正な PHP スクリプトが設置され、そのスクリプトを利用し「ラッキービジター詐欺ページ」など多数の不正なページが作成されている。改ざんされた Web サイトにアクセスすると、訪問者の情報が攻撃者サーバに送信され、攻撃者サーバは訪問者の情報をもとに転送先となる URL をレスポンスとして返し、最終的にこの URL宛に、改ざんされた Web サイトが訪問者を転送する。
《ScanNetSecurity》