独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月16日、Eatonが提供する産業用プログラミングソフトウェア「HMiSoft VU3」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは7.8。「HMiSoft VU3 Version 3.00.23 およびそれ以前のバージョン」には、境界外読み取り(CVE-2020-10637)、およびスタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2020-10639)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、第三者が当該製品に細工されたファイルを読み込ませることで、情報を窃取したり、任意のコードを実行したりするなどの可能性がある。JVNでは、同製品はすでに開発およびサポートが終了しているため、使用を停止し代替製品への乗り換えなどを検討するよう呼びかけている。
ManageEngine Desktop Central において FileStorage クラスにデシリアライズデータが注入可能な脆弱性(Scan Tech Report)2020.4.8 Wed 8:10