マイクロソフトが4月のセキュリティ情報を公開、11製品が対象(IPA、JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

マイクロソフトが4月のセキュリティ情報を公開、11製品が対象(IPA、JPCERT/CC)

IPAは「Microsoft 製品の脆弱性対策について(2020年4月)」を発表した。JPCERT/CCも「2020年4月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起」を発表している。マイクロソフトが2020年4月度のセキュリティ更新プログラムを公開したことを受けたもの。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月15日、「Microsoft 製品の脆弱性対策について(2020年4月)」を発表した。一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)も「2020年4月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起」を発表している。これは、マイクロソフトが2020年4月度のセキュリティ更新プログラムを公開したことを受けたもの。
対象となるソフトウェアは次の通り。

・Microsoft Windows
・Microsoft Edge (EdgeHTML ベース)
・Microsoft Edge (Chromium ベース)
・ChakraCore
・Internet Explorer
・Microsoft Office、Microsoft Office Services および Web Apps
・Windows Defender
・Visual Studio
・Microsoft Dynamics
・Android 向け Microsoft アプリ
・Mac 向け Microsoft アプリ

これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってPCを制御されたりして、さまざまな被害が発生する可能性がある。また、CVE-2020-0938、CVE-2020-1020、CVE-2020-1027の脆弱性について、Microsoft 社は「悪用の事実を確認済み」と公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、至急、修正プログラムを適用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×