トレンドマイクロ株式会社は3月10日、「子どもと保護者のスマートフォン利用に関する実態調査 2020」の結果を発表した。同調査は2019年12月20日から12月22日、スマートフォンを利用している子供(小学校6年生~中学校3年生)がおり、自身もスマートフォンを利用している保護者618名を対象に、Webアンケート調査により実施したもの。調査結果によると、スマートフォン利用時に、子供の17.2%、保護者の43.4%が、不正アプリ、フィッシング詐欺、架空請求、不正アクセス、有害サイト、迷惑メールやスパムメールなどのサイバー犯罪に関するトラブルを経験していた。また、子どもの23.5%、保護者の9.5%が、誤って自身や家族、友人の個人情報や画像をネット上に公開してしまった、SNSや動画視聴などに熱中して、生活習慣に悪影響が出てしまったなどのモラルや意識不足に関するトラブルを経験していることがわかった。子どもがどのような悩み事や心配事を抱えているかを保護者に聞いたところ、「ネット・スマホ依存(34.3%)」「ネットいじめ(22.0%)」「料金関係(ゲーム課金やスマホ課金など)(18.4%)」「有害サイト (16.0%)」「スパム・迷惑メール(14.6%)」の順となった。一方で、東京都が運営するインターネットトラブル相談窓口「こたエール」が公開している情報によると、子どもに関する相談内容の実態は「交際」「ネット・スマホ依存」「削除方法」「架空請求」「ネットいじめ」となっており、保護者が子どもの悩みを認識できていない可能性があるとしている。
Microsoft Windows においてインストール処理時におけるシンボリックリンク検証不備により任意のファイルの全権限が奪取可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.3.3 Tue 8:10