Mac版「Office」に未対策の任意コード実行の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2019.11.20(水)

Mac版「Office」に未対策の任意コード実行の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、「Microsoft Office for Mac」で「Disable all macros without notification」を有効にしている場合に、プロンプトが表示されずにXLMマクロが実行される脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月6日、「Microsoft Office for Mac」で「Disable all macros without notification」を有効にしている場合に、プロンプトが表示されずにXLMマクロが実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.8。

「Microsoft Office for Mac」は、SYLKファイル形式およびXLMマクロ形式をサポートしているが、SYLK形式のファイルを開く際には保護されたビューは適用されない。SYLKファイルにはXLMマクロを組み込むことができるので、不正なXLMマクロがユーザへの警告なしに実行される可能性がある。

この脆弱性が悪用されると、Office for Mac のユーザが「Disable all macros without notification」を有効にしている状況で細工されたExcelファイルを開くと、ユーザの実行権限で任意のコードを実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNでは、「SYLK ファイルをブロックする」あるいは「セキュリティ設定で "Disable all macros with notification" を有効にする」ことで、脆弱性の影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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