株式会社ラックと国立大学法人九州工業大学は8月29日、サイバー攻撃の被害を受ける前に攻撃を防御するAI活用技術(次世代データ分析手法)の確立を目指し、9月1日より共同研究を行うことに合意したと発表した。共同研究により、「AIを活用した次世代データ分析手法の実現」と「データ処理手法とアルゴリズムの確立」を目指す。AIを活用した次世代データ分析手法の実現では、ラックが持つセキュリティサービスに関わる知見と膨大なデータ、世界中の脅威情報収集基盤から集められる有益なデータをAIに学習させ、新たな次世代データ分析手法の実現に取り組む。データ処理手法とアルゴリズムの確立では、九州工業大学の中村研究室が有するAIに関する深い知見と、ラックが保有する膨大なデータと融合することで、サイバーセキュリティ分野だけでなく膨大なデータに対する新たなデータ処理手法とアルゴリズムの確立を目指すとともに、その他の分野への展開にも挑戦するとしている。
Apache Tomcat の Windows 版において CGI のパラメータ処理の不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.8.27 Tue 10:10