委託事業者が施設使用者管理情報を誤送付(和歌山市) | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

委託事業者が施設使用者管理情報を誤送付(和歌山市)

和歌山県和歌山市は7月26日、同市の委託事業者が公共下水道使用者宛ての送付文書に集落排水処理施設使用者管理情報を誤
って同封したことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
和歌山県和歌山市は7月26日、同市の委託事業者が公共下水道使用者宛ての送付文書に集落排水処理施設使用者管理情報を誤
って同封したことが判明したと発表した。

これは7月17日に、和歌山市産業交流局農林水産部農林水産課が集落排水処理施設使用料徴収業務を、企業局経営管理部営業課が下水道使用料等徴収業務を委託している第一環境株式会社関西支店が、公共下水道使用者へ公共下水道使用開始届出書を送付する際に誤って集落排水施設使用者の個人情報を同封したというもので、7月23日に送付先から委託事業者に対し使用開始届出書が返信用封筒にて届いた際に、第三者の個人情報が同封されていた旨の手紙と現物が同封され発覚した。公共下水道使用者と集落排水施設使用者の印刷文書が同一プリンタで出力されたために混在したことが原因。

誤送付した個人情報は、和歌山市集落排水使用料使用者管理情報1件1名分。

7月24日には、委託事業者から同市担当課に経緯報告があった。

同市では今後、委託事業者に対し、使用者に文書を送付する際は必ず複数人で確認することを徹底させるとともに、個人情報が含まれる出力帳票の管理を徹底させ再発防止に努めるとのこと。
《ScanNetSecurity》

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