BBソフトサービス株式会社(BBSS)は6月27日、「インターネット詐欺リポート(2019年5月度)」を発表した。本レポートは、同社の「詐欺ウォール / Internet SagiWall」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するもの。これによると、5月度はページの左右に「送料無料」の縦帯バナーを掲載した詐欺サイトが増加した。同社が収集した偽販売サイトと報告のあったURLのうち、約47%に「送料無料」の縦帯バナーが掲載されていた。2019年4月度の約39%と比較すると、5月度は約8ポイント増加している。こうした偽販売サイトで商品を購入すると、粗悪な商品が送られる、または商品が送られずに購入代金を搾取されるなどの被害に遭う可能性がある。また、クレジットカード支払いで商品購入した場合には、犯罪者からカード番号を利用され二次被害に遭う可能性もあるとして、注意を呼びかけている。