独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月1日、東日本旅客鉄道株式会社が提供するAndroidアプリ「JR東日本 列車運行情報 プッシュ通知アプリ」が使用するAPIサーバに、アクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.5。東京都市大学 通信工学会の高橋朋也氏が報告を行った。Androidアプリ「JR東日本 列車運行情報 プッシュ通知アプリ バージョン 1.2.4 およびそれ以前」が使用するAPIサーバには、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2019-5954)が存在する。この脆弱性が悪用されると、遠隔の第三者によって、ユーザの登録情報を取得されたり、改ざんされたりする可能性がある。JVNでは、同アプリの開発およびサポートは終了しているため、使用を停止してアンインストールするよう呼びかけている。
Drupal において RESTful Web Services モジュールのシリアル化解除処理の不備を悪用して遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.4.1 Mon 8:10