◆概要
世界的に利用されている CMS である Drupal に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性を悪用されてしまった場合、
Web サーバを起動している権限でホストの制御を奪われてしまう可能性があります。ソフトウェアのアップデートなどにより対策してください。
◆分析者コメント
2018 年に話題となった Drupalgeddon 2 (CVE-2018-7600) 、Drupalgeddon 3 (CVE-2018-7602) とは異なり、RESTful Web Services モジュールの有効化が
必要となる脆弱性であるため、バージョン以外の前提条件が必要となる脆弱性です。Drupal を用いた Web サーバを運用している場合は、当該モジュールの使用状況を確認し、アップデートにより早急に対策してください。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3]
8.1
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-6340&vector=AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
[CVSS v2]
6.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2019-6340&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P)
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの Drupal が当該脆弱性の影響を受けます。
- Drupal 8.5.x 系: 8.5.11 未満
- Drupal 8.6.x 系: 8.6.10 未満
以上に記載のバージョン以外であっても、サポートが切れている Drupal でも
当該脆弱性の影響を受ける可能性が高いため、アップデートにより対策してく
ださい。
◆解説
世界的に利用されている CMS である Drupal に、データのシリアル化解除処理の不備を悪用して、遠隔から任意のコードの実行が可能となる脆弱性が報告
されています。
世界的に利用されている CMS である Drupal に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性を悪用されてしまった場合、
Web サーバを起動している権限でホストの制御を奪われてしまう可能性があります。ソフトウェアのアップデートなどにより対策してください。
◆分析者コメント
2018 年に話題となった Drupalgeddon 2 (CVE-2018-7600) 、Drupalgeddon 3 (CVE-2018-7602) とは異なり、RESTful Web Services モジュールの有効化が
必要となる脆弱性であるため、バージョン以外の前提条件が必要となる脆弱性です。Drupal を用いた Web サーバを運用している場合は、当該モジュールの使用状況を確認し、アップデートにより早急に対策してください。
◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3]
8.1
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2019-6340&vector=AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
[CVSS v2]
6.8
https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v2-calculator?name=CVE-2019-6340&vector=(AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P)
◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの Drupal が当該脆弱性の影響を受けます。
- Drupal 8.5.x 系: 8.5.11 未満
- Drupal 8.6.x 系: 8.6.10 未満
以上に記載のバージョン以外であっても、サポートが切れている Drupal でも
当該脆弱性の影響を受ける可能性が高いため、アップデートにより対策してく
ださい。
◆解説
世界的に利用されている CMS である Drupal に、データのシリアル化解除処理の不備を悪用して、遠隔から任意のコードの実行が可能となる脆弱性が報告
されています。