株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は3月27日、JPドメイン名の登録管理業務に関する2018年の年次報告書「JPドメイン名レジストリレポート2018」を発表した。これによると、JPドメイン名全体の登録数は、2018年2月に150万件を突破。2019年1月1日付では1,551,357件となり、2018年1月1日時点と比較して55,880件の増加となった。JPドメイン名登録管理業務を含むサービス全体のコンセプトとして掲げる4つの柱である「信頼性」「安定性」「利便性」「経済性」をベースとした2018年の取り組みについてもまとめている。利用しやすいサービスへの取り組みでは、初等中等教育機関などの名称(学校名)の日本語JPドメイン名の通常登録の受け付けを2018年11月に開始した。また、10月にルートゾーンKSKロールオーバーにおいて新KSKでの署名が開始されたことについては、JPRSは事前の概要説明や適切な準備の呼びかけなど、積極的な情報発信を行った。さらに、DNS設定の改ざんによるドメイン名ハイジャックや、緊急対応度の高い深刻なDNSソフトウェアの脆弱性などに対する注意喚起も実施した。
Nagios XI において RSS 機能の実装不備と sudo 権限の設定不備を悪用して遠隔から管理者権限で任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2019.3.11 Mon 8:10