株式会社ソリトンシステムズ(ソリトン)は2月21日、サイバー空間の調査中に、新たに「Collection#1」(コレクション・ナンバーワン)と呼ばれる巨大な漏えいファイル群を発見。この分析により日本人や日本の組織の被害を特定したと発表した。この調査は、同社が2017年10月に発表した企業や官公庁、自治体、各種団体の「漏えいアカウント被害調査」サービスの提供に向けて実施していたもの。巨大なファイル群である「Collection#1」には、さまざまなファイル形式を持つ12,400を超えるファイルで構成されており、そのほとんどがメールアドレスとパスワードのセットとなっている。総レコード数の合計は26億9,000万を超える。このうち、日本人の漏えいメールアドレスとパスワードのセットは2,002万レコードあり、新規に発見した数は803万件。漏えい被害に遭ったと思われる日本のサイトの総数は42サイト、新規に発見した数は6サイトとなっている。