独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月18日、オムロン株式会社が提供する、制御システムの可視化や制御を行うソフトウェア「CX-Supervisor」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは7.3。「CX-Supervisor Version 3.42 およびそれ以前」には、コードインジェクション(CVE-2018-19011)、コマンドインジェクション(CVE-2018-19013、CVE-2018-19015)、解放済みメモリの使用(Use-after-free)(CVE-2018-19017)、型の取り違え(Access of Resource Using Incompatible Type)(CVE-2018-19019)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、第三者によってDoS攻撃を受けたり、アプリケーションの権限で任意のコードを実行されたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Adobe Flash Player において Use-After-Free の脆弱性により遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)2019.1.10 Thu 8:30