特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)は1月7日、「監査人の警鐘 - 2019年 情報セキュリティ十大トレンド~被害の拡大、深刻化に更なる注意を~」を発表した。この調査は2018年10月16日~10月31日、同協会の公認情報セキュリティ監査人資格認定制度により認定を受けた情報セキュリティ監査人約1,700人を対象に、アンケート調査により実施したもの。結果は次の通り。1位(前年圏外):仮想通貨の盗難、詐欺の拡大2位(前年2位):巧妙化する標的型攻撃による被害の甚大化3位(前年3位):家庭用IoT機器のセキュリティ不備によるプライバシー侵害の更なる拡大4位(前年6位):ビジネスメール詐欺被害の更なる深刻化5位(前年5位):働き方改革の推進普及による新たな脅威の発生6位(前年圏外):時代遅れとなりつつあるパスワード認証7位(前年10位):GDPRを乗り越えても残る諸外国のプライバシー規制リスク8位(前年1位):高度化するランサムウェアによる被害拡大9位(前年圏外):問われるサイバーセキュリティ経営の責任体制10位(前年圏外):クラウドバイデフォルトの情報セキュリティ体系化