株式会社カスペルスキーと国立大学法人静岡大学は12月13日、50歳以上のシニアのインターネット利用者を対象とした情報セキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう(シニア編)」を共同開発し、同日より無償でダウンロード提供を開始した。同教材は、安全なインターネット利用について、カードや説明スライドなどの教材を使い、複数人でディスカッションしながら約50分で学ぶことができる。カスペルスキーと静岡大学 教育学部 塩田研究室では、幅広い年代でインターネットの利用が日常になっている中で、シニアのインターネット上のトラブルが増加していることから、さらなる啓発が必要ととして、同教材の共同開発に至ったという。2017年10月から主に中学生を対象として提供してきた教材を、シニア向けに再編集した。シニアのインターネットリテラシーを高め、安心してインターネットを利用するための判断力を身に付けることを目的としている。