株式会社日立製作所ソフトウェア事業部は12月3日、同社のセキュリティ情報サイト「HIRT」において3件のセキュリティ情報を公開した。新たに公開された情報は、「Hitachi Command Suite製品およびHitachi Infrastructure Analytics Advisorにおける複数の脆弱性(hitachi-sec-2018-136)」「JP1/Operations Analyticsにおけるディレクトリパーミッションの問題(hitachi-sec-2018-135)」「Hitachi Infrastructure Analytics Advisorにおける複数の脆弱性(hitachi-sec-2018-134)」。「Hitachi Command Suite製品」および「Hitachi Infrastructure Analytics Advisor」には複数の脆弱性が存在する(CVE-2017-7656、CVE-2017-7657、CVE-2017-7658、CVE-2018-12536)。Windows、Linuxの複数のバージョンが影響を受ける。「JP1/Operations Analytics」には、Windowsの複数のバージョンが影響を受けるディレクトリパーミッションの脆弱性が存在する。HIRTでは、それぞれ対策版の適用を呼びかけている。「Hitachi Infrastructure Analytics Advisor」にも、ディレクトリパーミッションや情報露出の脆弱性が存在する。Windows、Linuxの複数のバージョンが影響を受けるが、この製品の日本における販売は終了している。