独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月9日、LinuxカーネルのIP実装に、サービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは7.5。「Linux カーネル version 3.9 およびそれ以降のバージョン」には、IPフラグメント再構築を行う実装に、高負荷状態になる脆弱性(CVE-2018-5391)が報告されている。この脆弱性が悪用されると、特別に細工されたパケット列の処理によってDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、対応するパッチを適用するよう呼びかけている。また、パッチを適用できない場合のワークアラウンドも掲載している。
phpMyAdmin 4.8 系において Local File Inclusion により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.7.23 Mon 8:30