独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月12日、ISC(Internet Systems Consortium)が提供する「Kea DHCP server」に、サービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。いずれも、三井物産セキュアディレクション株式会社の塚本泰三氏が報告を行った。「Kea 1.4.0」には、特定のhookライブラリを使用した際にメモリを多量に消費する問題(CVE-2018-5739)が存在する。この脆弱性により、当該製品が接続しているネットワークにアクセス可能な第三者によって、DoS攻撃が行われる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、本脆弱性は当該製品のhook機能を使用しているサーバのみが影響を受ける。
Foxit Reader および Foxit Phantom Reader における Use-After-Free とメモリリークにより遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.7.10 Tue 8:30