独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月12日、日本電気株式会社(NEC)が提供する複数の「Aterm」製品に、複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。いずれも、三井物産セキュアディレクション株式会社の塚本泰三氏が報告を行った。「HC100RCカメラ用ファームウェア Ver1.0.1 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0634、CVE-2018-0635、CVE-2018-0636、CVE-2018-0637、CVE-2018-0638、CVE-2018-0639)、およびバッファオーバーフロー(CVE-2018-0640、CVE-2018-0641)の脆弱性が存在する。「W300Pファームウェア Ver1.0.13 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0629、CVE-2018-0630、CVE-2018-0631)、およびバッファオーバーフロー(CVE-2018-0632、CVE-2018-0633)の脆弱性が存在する。「WG1200HPファームウェア Ver1.0.31 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0625、CVE-2018-0626、CVE-2018-0627、CVE-2018-0628)の脆弱性が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Foxit Reader および Foxit Phantom Reader における Use-After-Free とメモリリークにより遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.7.10 Tue 8:30