パロアルトネットワークス株式会社は4月23日、イスラエルに拠点を置く新興セキュリティ企業Secdoの買収に合意したと発表した。Secdoは、次世代EDR(Endpoint Detection and Response)とセキュリティの自動化を組み合わせた専用ソリューションを提供することで、セキュリティ部門の生産性の向上と脅威の防御の迅速化を実現する企業。今回の買収により、SecdoのエンジニアチームがPalo Alto Networksの研究開発組織に参画。セキュリティの知見とイノベーションを補完する。また、Secdoのスレッドレベルのデータ収集および可視化というEDRの手法により、企業のセキュリティ部門は従来のEDRの手法で必要だった各攻撃段階の再構成の手間を解消できるという。SecdoのEDR機能がPalo Alto NetworksのTrapsおよびセキュリティプラットフォームと統合されることで、サイバー攻撃に対する可視化、検知、阻止の精度を向上するとしている。