WEB予約サービスへの不正アクセスについて最終報告を公表(九州商船) | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

WEB予約サービスへの不正アクセスについて最終報告を公表(九州商船)

九州商船株式会社は3月30日、同社WEB予約サービスへの不正アクセスについての最終報告を発表した。

インシデント・事故
トップページ
  • トップページ
  • リリース(不正アクセスに対する調査について)
  • リリース(弊社からお客様へのメールでのご報告について)
  • 九州商船 WEB 予約サービス不正アクセスに関する調査報告書(タイトル)
  • 九州商船 WEB 予約サービス不正アクセスに関する調査報告書(もくじ)
  • 九州商船 WEB 予約サービス不正アクセスに関する調査報告書(調査委員会設置の経緯)
  • 九州商船 WEB 予約サービス不正アクセスに関する調査報告書(調査期間・調査方法・原因)
  • 九州商船 WEB 予約サービス不正アクセスに関する調査報告書(情報セキュリティマネジメント上の対策)
九州商船株式会社は3月30日、同社WEB予約サービスへの不正アクセスについての最終報告を発表した。

これは2018年1月5日に同社のWEB予約サービスに接続しにくいという事象があり、不正アクセスによって不正に設置されたプログラムが実行されていたことが判明、社外の専門家により構成される調査委員会を設置し、不正アクセスの事実関係の調査、原因究明等を調査した最終的な報告書を公開したもの。

同報告書によると、同社が不正アクセスを受けたのはWEB予約サービスを提供しているサーバーで、本システムでは顧客情報はネットワークで接続されたデーター保管用サーバーに保存しており、それぞれのサーバーのアクセス履歴を解析した結果、WEBサーバーに対する不正アクセスは確認されたが、データー保管用サーバーから顧客情報が持ち出された形跡は確認されなかったとのこと。同社を特定して不正アクセスが行われたものではなく、もっぱら機械的な探索と暗号通貨の発掘を目的としたものであり、情報漏えいの可能性は極めて低いとのこと。

またメンテナンス用FTPアカウントがブルートフォース攻撃によって侵入を受けたのが直接的な不正アクセスの原因であるとのこと。
《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×