盗難クレジットカード情報、最も高く売れる国は--AFCCニュース(EMCジャパン) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

盗難クレジットカード情報、最も高く売れる国は--AFCCニュース(EMCジャパン)

EMCジャパン RSA事業本部は、「Quarterly AFCC NEWS Vol.103」を発行した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
銀行利用者を狙うトロイの木馬の認知件数(四半期推移)
  • 銀行利用者を狙うトロイの木馬の認知件数(四半期推移)
  • 2017年 盗難クレジットカード情報が多く流通した上位20カ国の平均単価
  • フィッシング攻撃数(四半期推移)
  • フィッシング攻撃を受けた回数(国別シェア)
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部は2月20日、「Quarterly AFCC NEWS Vol.103」を発行した。同ニュースは、RSAが提供するフィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction」の中核であるAFCC(Anti-Fraud Command Center:不正対策指令センター)がまとめた2017年第4四半期版。今号ではトピックとして「2017年盗難クレジットカード情報が多く流通した上位20カ国の平均単価」および「マルウェアの脅威水準の急激な上昇」を取り上げている。

RSAが1月に発表した「2018年サイバー犯罪者のショッピングリスト(盗まれた個人情報の闇市場価格)」では、クレジットカードサイトから盗まれた個人情報の相場価格は3ドルから5ドルであった。クレジットカード犯罪は闇市場でいまだに健在で、犯罪初心者向けのカーディング(クレジットカードを用いた不正行為)の個別指導や、カード情報の窃取、転売、現金化、マネーロンダリング、フィッシングキット開発など、不正の一部を担う活動の場があるという。

2017年に盗難されたクレジットカード情報の売買がもっとも多かった上位20カ国と、カード情報1件あたりの相場価格は次の通り。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書・ガイドライン アクセスランキング

  1. 迷惑メール対策推進協議会「送信ドメイン認証技術 DMARC導入ガイドライン」公表

    迷惑メール対策推進協議会「送信ドメイン認証技術 DMARC導入ガイドライン」公表

  2. 「セキュリティ対応組織の教科書」第3.1版公開、追加説明やフィードバック反映

    「セキュリティ対応組織の教科書」第3.1版公開、追加説明やフィードバック反映

  3. ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

    ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

  4. 世界中の警察官が考える現在/未来の脅威「インターポール世界犯罪動向2022」公表

  5. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  6. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  7. 取締役や幹部への罰金 禁固 罷免 解雇 ~ サイバー攻撃後の被処罰最多は APJ 地域

  8. 「無料求人広告」無料期間終了後 高額請求、法人間のトラブル事例

  9. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

  10. 日経225企業 9割 DMARC導入も「quarantine」「reject」設定は 26.8%、ワンクリック購読解除利用率は 77.7%

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×