メール送信CGI「MP Form Mail CGI eCommerce版」にOSコマンド実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、futomiが提供するCGI「MP Form Mail CGI eCommerce 版」にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月8日、有限会社futomiが提供する、Webページ上のフォームからメールを送信するためのCGI「MP Form Mail CGI eCommerce 版」にOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは5.6。三井物産セキュアディレクション株式会社の一ノ瀬太樹氏が報告を行った。
「MP Form Mail CGI eCommerce 版 Ver 2.0.13 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2018-0514)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって任意のOSコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》