MQTT用のクライアントライブラリ「MQTT.js」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

MQTT用のクライアントライブラリ「MQTT.js」にDoS攻撃を受ける脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、MQTT.jsが提供するMQTT用のクライアントライブラリ「MQTT.js」に、PUBLISHパケットの扱いに関する問題が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月25日、MQTT.jsが提供するMQTT用のクライアントライブラリ「MQTT.js」に、PUBLISHパケットの扱いに関する問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.3。株式会社富士通研究所の坂口昌隆氏、野田敏達氏、兒島尚氏が報告を行った。

「MQTT.js 2.15.0 より前の 2 系」には、PUBLISHパケットの扱いに関する脆弱性(CVE-2017-10910)が存在する。この脆弱性により、MQTTのBrokerから多数のPUBLISHパケットを受信することで、DoS)攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、MQTT.jsを使用したアプリケーションを開発している場合、MQTT.jsをアップデートしてからアプリケーションをリビルドするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×