独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月1日、株式会社バッファローが提供する複数の有線ブロードバンドルータに、複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.1。三井物産セキュアディレクション株式会社の米山俊嗣氏が報告を行った。影響を受けるシステムは以下の通り。・BBR-4HG ファームウエア 1.00 から 1.48 まで・BBR-4HG ファームウエア 2.00 から 2.07 まで・BBR-4MG ファームウエア 1.00 から 1.48 まで・BBR-4MG ファームウエア 2.00 から 2.07 までこれらのシステムには、クロスサイトスクリプティング(CVE-2017-10896)および入力検査不備(CVE-2017-10897)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。
Microsoft .NET Framework における WSDL パーサでの値検証不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2017.11.27 Mon 8:30