独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月1日、トレンドマイクロ株式会社が提供する「Trend Micro Control Manager」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.3。 オープンソース・ソリューション・テクノロジの岩片靖氏が報告を行った。「Trend Micro Control Manager 6.0」には、アクセス制限不備やSQLインジェクションなど複数の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、アクセスが許可されていないControl Managerサーバ上のファイルにアクセスされたり、任意のコードを実行されたり、任意のSQL文を実行されるといった影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、修正パッチを適用するよう呼びかけている。