独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月16日、株式会社ハンモックが提供する「AssetView」および「AssetView PLATINUM」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは8.8。株式会社リクルートテクノロジーズ RECRUIT RED TEAMの西村宗晃氏が報告を行った。「AssetView Ver.7.0.0 から Ver. 9.2.3 まで」および「AssetView PLATINUM Ver. 1.1.0 から 6.2.2 まで」ハードコードされた暗号化鍵を使用している問題(CVE-2017-10866)および入力値検査不備(CVE-2017-10867)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性により、任意のクライアント端末に対し任意の操作が行われる、あるいは同製品のサーバのデータベースに対し任意の SQL 文を実行される。可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へのアップデートを実施するよう呼びかけている。