インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.24(火)

インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC)

脆弱性と脅威 脅威動向

一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月12日、2017年7月1日から9月30日までの四半期における「インシデント報告対応レポート」および「活動概要」を公開した。インシデント報告対応レポートによると、同四半期にJPCERT/CCに寄せられたインシデント報告件数は4,600件で、前四半期(5,225件)から12%減少した。

インシデントの内訳は「スキャン」が53.1%、「Webサイト改ざん」が19.9%、「フィッシングサイト」が21.0%を占めた。フィッシングサイト全体では、Eコマースサイトを装ったものが50.4%、金融機関のサイトを装ったものが17.9%を占めている。本四半期に報告が寄せられたフィッシングサイトの件数は1,011件で、前四半期の736件から37%増加し、前年度同期(467件)との比較では116%の増加となっている。

活動概要では、「サイバーセキュリティ対策活動への協力者に感謝状贈呈」「継続するWebアプリケーションフレームワークの脆弱性報告を受けて」の2つをトピックに挙げている。JPCERT/CCでは、サイバーセキュリティ対策活動に、特に顕著な貢献をした者に対して感謝状を贈呈する制度を設けている。本年度は、マルウェア「Mirai」の分析と国内の被害低減に有用な情報を提供した株式会社クルウィットの島村隼平氏、および、自社で確認したAPT攻撃の詳細な情報や、脅威度の高い脆弱性について詳細な分析レポートを提供したRecruit-CSIRTに感謝状と記念の盾を贈呈した。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 「KRACKs」に対して、現時点で想定される脅威と対策をまとめたレポート(NTTデータ先端技術)

    「KRACKs」に対して、現時点で想定される脅威と対策をまとめたレポート(NTTデータ先端技術)

  2. OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

    OSSに潜在する訴訟・脆弱性リスク

  3. 「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

    「JP1/秘文」で作成した自己復号型機密ファイルに、DLL読込に関する脆弱性(HIRT)

  4. 「DLL読み込み」の脆弱性の公表件数が急増、対策方法を紹介(IPA)

  5. Apache Tomcat において値検証不備により JSP ファイルがアップロード可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  6. WPA2の脆弱性「KRACKs」に注意喚起、通信を盗聴される可能性(JVN)

  7. 10月10日に「Office 2007」の延長サポートが終了、しかし40万台が今も利用(トレンドマイクロ)

  8. Apache Tomcatにおける、任意のファイルをアップロードされる脆弱性を検証(NTTデータ先端技術)

  9. マイクロソフトが10月のセキュリティ更新プログラムを公開、すでに悪用も(IPA)

  10. インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×