インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2019.12.11(水)

インシデントは「スキャン」が半数、フィッシングサイト報告件数は千件超え(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、2017年7月1日から9月30日までの四半期における「インシデント報告対応レポート」および「活動概要」を公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月12日、2017年7月1日から9月30日までの四半期における「インシデント報告対応レポート」および「活動概要」を公開した。インシデント報告対応レポートによると、同四半期にJPCERT/CCに寄せられたインシデント報告件数は4,600件で、前四半期(5,225件)から12%減少した。

インシデントの内訳は「スキャン」が53.1%、「Webサイト改ざん」が19.9%、「フィッシングサイト」が21.0%を占めた。フィッシングサイト全体では、Eコマースサイトを装ったものが50.4%、金融機関のサイトを装ったものが17.9%を占めている。本四半期に報告が寄せられたフィッシングサイトの件数は1,011件で、前四半期の736件から37%増加し、前年度同期(467件)との比較では116%の増加となっている。

活動概要では、「サイバーセキュリティ対策活動への協力者に感謝状贈呈」「継続するWebアプリケーションフレームワークの脆弱性報告を受けて」の2つをトピックに挙げている。JPCERT/CCでは、サイバーセキュリティ対策活動に、特に顕著な貢献をした者に対して感謝状を贈呈する制度を設けている。本年度は、マルウェア「Mirai」の分析と国内の被害低減に有用な情報を提供した株式会社クルウィットの島村隼平氏、および、自社で確認したAPT攻撃の詳細な情報や、脅威度の高い脆弱性について詳細な分析レポートを提供したRecruit-CSIRTに感謝状と記念の盾を贈呈した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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