IBMセキュリティーは7月26日、自動車のセキュリティとIoTにフォーカスした2つの新たなセキュリティ・テストサービスを提供すると発表した。新しいIoTサービスはWatson IoT Platformとともに提供され、IoTソリューションを開発するあらゆる業界の企業に「設計段階からのセキュリティ・サービス」を提供する。Watson IoT PlatformによりIoT環境の構成機能と管理機能を提供するとともに、IBM X-Force Redのサービスでセキュリティ・テストとペネトレーション・テストを提供する。IBM X-Force Redは、IoTやコネクテッド・カーなどの新興テクノロジーのセキュリティギャップを理解した上で、セキュリティ・テストの実施方法を変更。脆弱性を先回りで特定する方法として、製品のライフサイクル全体にわたってプログラムに基づきオンデマンドでセキュリティ・テストを実施するアプローチを採用している。これによりWatson IoT Platformのユーザは、IBM X-Force Redのセキュリティに関する専門知識を活用し、開発から導入に至るまで支援を受けることが可能になるとしている。