株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月8日、兵庫県警察本部警備部公安第一課の捜査官をIIJセキュリティオペレーションセンター(SOC)にて受け入れると発表した。これは、警察のサイバー空間の脅威への対処能力向上を目的としたもの。捜査官には、SOCでの業務を通じてウイルス解析やデジタルフォレンジックなどの技術を習得してもらうことで、サイバー関連事案の捜査に有用な知識、技術の向上を支援する。同社は2015年6月に兵庫県警察本部長の委嘱を受け、同社のセキュリティ情報統括室長である齋藤衛氏(現・セキュリティ本部長)が「兵庫県警察サイバーセキュリティ対策アドバイザー」に就任、セキュリティに関する情報共有からサイバー犯罪・サイバー攻撃対策、事案対応への助言などを行ってきた。今回、新たな人材育成支援として、2017年4月1日から2018年3月31日までの1年間、捜査官1名を研修生としてSOCに受け入れる協定を2月21日に締結していた。
オバマが暗号化の全面支持へと歩み寄る──だが彼は、その意味をわかっているのか?~「ノー・バックドア」を語る漏洩メモは、暗号の基本を把握していない(その 1)(The Register)2015.9.29 Tue 9:30