独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月17日、OpenSSL Projectが提供する「OpenSSL」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、OpenSSLがセキュリティアドバイザリを公開したことを受けたもの。CVSS v3による最大Base Scoreは5.9。今回、「OpenSSL Security Advisory [16 Feb 2017]」により公開された新バージョンは、OpenSSL 1.1.0e。これ以前のバージョンには、再ネゴシエーション時の Encrypt-Then-Mac 拡張の処理が原因でDoS攻撃を受ける脆弱性(CVE-2017-3733、重要度:高)が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、同拡張が実装されたのは1.1.0以降であるため、1.0.2系は影響を受けないとしている。
暗号ライブラリ LibreSSL は、OpenBSD から Linux、OS X、その他に幅広く対応~大掃除した OpenSSL のフォーク、最初のクロスプラットフォーム版をリリース(The Register)2014.7.24 Thu 8:30