独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月12日、サイボウズ株式会社が提供する「サイボウズ デヂエ」に複数のアクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.5。「サイボウズ デヂエ 8.0.0 から 8.1.1 まで」には、「DBMファイルの取得に関するアクセス制限不備(CVE-2016-7832)」および「DBMファイルの削除に関するアクセス制限不備(CVE-2016-7833)」の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、任意のDBMファイルを取得されたり、削除されたりする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。